10月21日にDESIGNART 2017 トークイベント「みんなの家、その先へ」がCOMMUNE 2ndにて開催されました。
今回は雨の中だったにも関わらず多くの方にご来場いただき、3時間にも及ぶゲストの熱い議論のぶつかり合いなどもありとても充実したトークイベントになりました。
今回のトークイベントは司会に山下保博、ゲストに伊東豊雄、山本理顕、岡野道子、柳澤潤、アストリッド・クライン、マーク・ダイサムを迎え対話形式での開催となりました。
前半ではそれぞれの建築家が担当したものを紹介しながらコンセプトや竣工に至るまでの経緯とそれにまつわるエピソードなどを語っていただき、後半でみんなの家が進むべき未来について建築家同士が議論し合うという構成でした。
今回はDESIGNART 2017のイベントの一環ということもあり、普段建築や被災地とはあまり関わりのない方も多くご来場されており白熱する議論に耳を傾けておられるようでした。
参加者の一人は「雨で少し寒かったが、こんなにたくさんの建築家のみなさんの話が聞けることもあまりないので、とても良かった。」とおっしゃっていました。
また会場ではドリンクやフードのコーナが近くにあり、暖かいサングリアを飲みながら話に聴き入る方も多く見られました。
東日本大震災をきっかけにみんなの家は生まれました。
そしてはや6年が経過しました。
東北みんなの家の役割はその月日を経て担う役割も少しずつ変化しています。
ゲストの方とイベントに参加された方が質問したりそれぞれの意見を言ったりなどとてもアットホームな雰囲気の中「みんなで考えるみんなの家」を実現したとても貴重な時間になりました。