2017年7月21日
七ヶ浜みんなの家オープニングセレモニーが開かれました。
「七ヶ浜みんなの家きずなハウス」は震災当時から被災者支援を行なっているNPO法人レスキューストックヤードさんをはじめとする多くの企業、ボランティア、そして町の皆様のご協力により完成いたしました。
レスキューストックヤードの代表理事の栗田暢之さんによると、七ヶ浜みんなの家きずなハウスの運営スタッフは6人中5人が地元の方ということで、将来的に地元の人が運営をしていく施設となるそうです。
中には震災当時、小学生だった方が今、高校生となってきずなハウスでアルバイトをしてくれているという嬉しい話も聞くことができました。
七ヶ浜みんなの家は七ヶ浜中央公民館(生涯学習センター)の敷地内にあり、震災直後は仮設商店街があった場所です。今日は当時仮設商店街でお店を出されていた方もお手伝いとして参加しているとのことで、多くの方がオープンを待ち望んでいたそうです。
きずなハウスも仮設商店街で駄菓子やたい焼き風のボーちゃん焼きというおやつを販売しながら地域の方々の交流の場として運営されてきました。
オープンということもあり駄菓子を求める子どもたちで大盛況でした。
七ヶ浜町長さんから
「今日から夏休みですので子どもが沢山使ってくれることでしょう。たくさんの努力と叡智をもとにみんなの家きずなハウスが完成したことだと思います。町民を代表して厚く感謝申し上げます。」とお言葉をいただきました。
七ヶ浜にある小学校はこの日から夏休みということもあり多くの子供たちがやってきて宝探しゲームやパン食い競争ならぬボー食い競争などを行いました。ビンゴゲーム大会では数字が発表されるたびに歓声が上がり大変な盛り上がりでした。
かき氷やみんなの家のすぐ脇にあるピザ窯で焼いたピザが振る舞われお昼には地元のお母さんたちが作ったのりカレーも振る舞われました。
暑い日差しももろともせず子たちはずっと走り回っていました。
地元の方の期待も大きいようです。
いつも生涯学習センターを使うという方にお話を聞くと
「七ヶ浜町にはこのような子どもたちが集まって遊べるようなところはあまりなかったから嬉しいし、子ども大人関係なく公民館や生涯学習センターを利用した後にお茶を飲みに寄ったり友達とおしゃべりできる場所ができてこれからが楽しみです。」とのことです。
この日は炎天下の中多くの方がみんなの家のオープニングセレモニーに参加しました。
住民さんの日常的な拠り所となることはもちろんのこと、毎月いろいろなイベントがある七ヶ浜町にとっても多くの期待が集まる七ヶ浜みんなの家きずなハウスはたくさんの人に見守られながら幸先の良いスタートを切りました。