ドイツの光学機器メーカーであるカールツァイス株式会社から熊本県の「みんなの家」や応急仮設団地に、約70本の桜の樹を寄贈いただきました。
12月4日に、益城町テクノ仮設団地で初めて桜を植樹することに併せて、カールツァイスの最高財務責任者であるベンジャミン・デゥプイッシュ様、HOME-FOR-ALLの理事長である伊東コミッショナー、また同理事であるクライン ダイサム アーキテクツのマーク・ダイサムに出席いただき、「桜の贈呈式・植樹イベント」を開催しました。
式には、桜の樹を、3日に完成したテクノの「みんなの家」と広場に、計2本植樹することから、「みんなの家」の設計者岡野道子氏や同外構アドバイザーの山﨑誠子氏(GAヤマザキ)、また、寄贈いただいた桜の植樹作業を行っていただく峯樹木園(合志市)の峯社長にも出席いただきました。
贈呈式は、3日に完成したテクノの「みんなの家」の桜テラスで開催!
式の中で、ベンジャミン様より
「団地内に桜があれば、春には入居者の皆さんが桜に集まって花見が楽しめる。桜をとおして、入居者の皆さんが交流を深めるきっかけになれば」と挨拶。
春に入居者の皆さんが桜の樹に集まって、ワイワイと賑やかな様子が目に浮かびます。
式の最後には、出席者の皆さんで、芝桜の花壇づくりを行いました。
芝桜の苗を植える場面では、伊東コミッショナーも軍手をはめ、一つ一つ苗を植えていただきました。
テクノ仮設団地の花壇はKASEI(熊本県立大学、有明高専)の学生が、テクノの「みんなの家」の設計者である岡野道子さんと協議し、制作したものです。デザイン性にもすぐれた花壇をありがとうございました。
春には、今回植樹した桜の樹とともに、芝桜の花壇の様子も楽しみです。
熊本地震は今年4月に発災しました。
今回植樹した桜が咲く頃は、地震発災から約1年となります。
被災者の皆さまの気持ちを少しでも安らいでくれる春の訪れを期待し、桜の満開が復興に向けて前に進む後押しとなればと思います。
カールツァイス株式会社様、花壇を制作いただいたKASEI様、皆さま本当にありがとうございました。
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