2022.1.23 みんなの家シンポジウム - connecting Tohoku and Kumamoto 

HOME FOR ALL SYMPOSIUM ━ みんなの家って何だろう ━

2022年1月23日(日)  
1部: 14.00-16.00 2部: 16.00-17.00

東北本会場:せんだいメディアテーク
熊本本会場:ホテル熊本テルサ
※オンライン配信有り

2011年の東日本大震災の被災地では16棟、2016年の熊本地震の被災地では100棟余りの「みんなの家」がつくられました。それらの多くは仮設住宅団地の人々のコミュニティの場として利用されましたが、既に解体された家や移設され、再利用されている家もあります。

東日本大震災から10年、及び熊本地震からは5年が過ぎた今、「みんなの家」とは一体何だったのか、今後どのような可能性を秘めているのかを、熊本と東北をオンラインで結んで話し合うシンポジウムを開催します。

※新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴う、出演者やプログラムの変更、中止等に関することは本ページでお知らせします。

A message from HOME-FOR-ALL

120,000棟以上の住家全壊など戦後最大の自然災害となった東日本大震災は、今年10年節目を迎えました。10 years ago this week one of the biggest earthquakes in recent memory struck Japan and triggered a tsunami which destroyed over 120,000 homes.

震災発生から直後、都内で伊東豊雄ら建築家5人が集まり「帰心の会」を結成したのち、伊東豊雄、妹島和世、山本理顕らが中心となって若い世代の建築家に呼びかけ、建設費を募って被災地に計16棟のみんなの家を建設しました。
In the weeks following the earthquake a group of architects, lead by Toyo Ito, Kazuyo Sejima, and Riken Yamamoto established a volunteer organization working with younger architects to help make a difference and build Sixteen Home-for-All community houses in the disaster area.

みんなの家は主に仮設住宅団地に建てられ、人々が集い、語り合えるささやかな憩いの場として、コミュニティの回復の場として、子どもたちが安心して遊べる場として、農業や漁業の拠点の場として利用されています。
Most of Home-for-All community houses were built in the areas of temporary housing. The houses are gathering spaces for people who live in temporary housing, places for communities to recover, play spaces for kids and bases to rebuild the agriculture and fishery industry.

仮設住宅が解体された後も、地元に愛され引き続き利用されているみんなの家もあります。震災から10年を迎えた今、改めて設計を手がけた伊東豊雄、妹島和世、山本理顕、アストリッド・クライン、マーク・ダイサム、久山幸成、柳澤潤、近藤哲雄、岡野道子、大西麻貴、百田有希ら11人の建築家たちに「みんなの家」とは何かを聞いてみました。
It has been a fascinating project with many of the homes still in use. As we approach the 10 year anniversary, the architects who designed the buildings: Toyo Ito, Kazuyo Sejima, Riken Yamamoto, Astrid Klein, Mark Dytham, Yukinari Hisayama, Michiko Okano, Jun Yanagisawa, Tetsuo Kondo, Maki Onishi and Yuki Hyakuda were asked what Home-for-All means to them.

みんなの家についての取材記事がありますので、併せて下記リンクよりご覧ください。
*全ての記事を読むにはご購入が必要となります。
Toyo Ito and Riken Yamamoto share more about this initiative in the latest article on Fujingaho and Nikkei Architecture which can be acquired below.

婦人画報 Fujingaho
https://www.fujingaho.jp/culture/interview-celebrity/g35358187/higasinihondaishinsai-itotoyoo-210216/

伊東豊雄インタビュー Interview by Toyo Ito

日経アーキテクチュア Nikkei Architecture
https://www.nikkeibpm.co.jp/item/na/570/saishin.html
伊東豊雄、山本理顕インタビュー Interview by Toyo Ito and Riken Yamamoto

ARC'TERYX meets HOME-FOR-ALL

アウトドアメーカーのARC’TERYXによる「The Problem Solvers」にHOME-FOR-ALLの活動が選ばれました。
「The Problem Solvers」は、デザインで社会やコミュニティなどの問題可決をしている活動、団体を紹介するものです。HOME-FOR-ALLの活動だけでなく、東北及び熊本のみんなの家について、みんなの家を利用する地元の方々の様子を含めたドキュメンタリー映画を制作していただきました。ぜひご覧ください。

A small group of Japanese architects design a host of tiny community centers, helping hundreds of people who cannot go back, move forward. For those who are interested in this story but are sensitive to the content, an alternative version of the film can be found here: https://www.youtube.com/watch?v=5cMyfNxpLLk&feature=youtu.be Learn more at www.arcteryx.com.

Remembering 3.11

2019年3月11日。

本日で震災から8年が経ちました。

毎年の3月11日は穏やかな気候でしたが、 今日の気仙沼は、震災後初の嵐で迎える3月11日です。

犠牲者数は災害関連死を含めて2万2100人を超え、未だ避難を余儀なくされている人は5万人以上います。

(宮城野区みんなの家の開所式の様子)

(宮城野区みんなの家の開所式の様子)

1軒目のみんなの家は2011年に宮城県仙台市宮城野区に建ちました。

その後、みんなの家は東北に17軒まで増えました。

1軒目の宮城野区みんなの家も仮設住宅の解体に伴って移設され、新浜みんなの家として当時、仮設住宅に住んでいた住民に今でも利用されています。

(東日本大震災での被災地視察の様子)

(東日本大震災での被災地視察の様子)

2016年4月の熊本地震の被災地では、今も公民型みんなの家など、みんなの家が増え続けています。

来年度からは新たなみんなの家の活用にも着手されますが、今日だけは、いま一度、原点に立ち返り、被災者の皆様の心に寄り添い、犠牲者の皆様に静かな黙祷を捧げたいと思います。

9年目となったこれからも被災地に寄り添い、全国の皆様の応援の集まるみんなの家として活動を続けてまいります。 引き続き応援のほどよろしくお願いいたします。

Charity Auction in 2018

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THANKS TO YOUR PARTICIPATION THE HOME-FOR-ALL CHARITY AUCTION!
WE RAISED AN AMAZING... 

¥5,265,000

All proceeds will go toward maintaining existing homes and preparing for disaster recovery initiatives.
A HUGE thank to all the artists and architects who generously donated such wonderful pieces,
the generous bidders and everyone that helped and supported the auction!

HOME-FRO-ALLチャリティオークションにご参加いただきありがとうございました。
売上総額は、大変嬉しいことに¥5,265,000となりました。

収益はみんなの家建設後の支援や、今後の被災地支援活動費として大切に活用させていただきます。
改めましてご参加いただいたアーティスト/建築家の皆さま、落札いただきました皆さま、
ご支援いただきました皆さまに心より感謝申し上げます。
今後ともHOME-FOR-ALLをどうぞよろしくお願いいたします。

DESIGNART TOKYO 2018 x HOME-FOR-ALL

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English follows
Photo by Brian Scott Peterson

昨日無事国連大学にて、DESIGNART TOKYO 2018 x HOME-FOR-ALL 「みんなの家、その先へ2018」が開催され、140名以上の方に参加いただきました。お越しいただいた皆さん、本当にありがとうございました!

登壇者の方々と会場の皆さんと一緒に、災害に対して建築家やデザイナーにできることは何か熱い議論ができました。またHOME-FOR-ALLのこれからについても、皆さんから色々な意見をいただき、とても嬉しく思います。

オリジナル家具の展示や、オークションについても楽しんでいただけたようで何よりです。23名の建築家やアーティストによるオークションはまだ11/5(月)まで開催しております。

https://online.sbiartauction.co.jp/

SBIアートオークション、獺祭、DESIGNART、登壇者の皆様、スポンサーの皆様、Home-for-Allメンバー、ボランティアの方々、そしてオークションに参加いただいた素敵な建築家やアーティストの皆様に改めて感謝いたします。

それでは、当日の写真を楽しんでください!シェアも大歓迎です!あと、まだ間に合いますので、オンラインオークションにもぜひぜひ参加してください!

A mountain of thanks to all who joined us yesterday for a discussion about post-disaster architecture and design at our DESIGNART TOKYO 2018 x HOME-FOR-ALL (みんなの家、その先へ2018) event at United Nations University. With Toyo Ito, Kazuyo Sejima, Taiji Fujimori, Manabu Chiba, Atelier Bow-Wow, Osamu Tsukihashi, Klein Dytham architecture, and a very attentive audience, we enjoyed an impassioned talk session, as well as a unique exhibition, previewing rare and limited items from leading architects and designers that are up for online bidding NOW for our HOME-FOR-ALL CHARITY AUCTION ( https://online.sbiartauction.co.jp/).

We'd like to give special thanks to SBI Art Auction, Dassai Sake, Designart, speakers, sponsors, the Home-for-All Team and extended family, all the amazing architects involved with Home for All and this Charity Auction initiative! Thank YOU and thank all our amazing supporters. Enjoy these photos, share, and go BID NOW for a great architectural collector piece, and for a great cause!

ご挨拶は会場をご提供いただいた黒崎輝男様(NPO法人Farmer's Market Association)よりご挨拶をいただきました。 Teruo Kurosaki from NPO Farmer’s Market Association gave a opening speech.

ご挨拶は会場をご提供いただいた黒崎輝男様(NPO法人Farmer's Market Association)よりご挨拶をいただきました。
Teruo Kurosaki from NPO Farmer’s Market Association gave a opening speech.

トークイベントの様子 - 登壇者は、伊東豊雄、妹島和世、藤森泰司、千葉学、アトリエ・ワン、槻橋修、クライン ダイサム アーキテクツ the HOME-FOR-ALL conference – guest speakers included toyo ito, kazuyo sejima, taiji fujimori, manabu chiba, atelier bow-wow, osamu tsukihashi, and klein dytham architecture

トークイベントの様子 - 登壇者は、伊東豊雄、妹島和世、藤森泰司、千葉学、アトリエ・ワン、槻橋修、クライン ダイサム アーキテクツ
the HOME-FOR-ALL conference – guest speakers included toyo ito, kazuyo sejima, taiji fujimori, manabu chiba, atelier bow-wow, osamu tsukihashi, and klein dytham architecture

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オンラインオークション品の説明
Introduction of the online auction

オンラインオークションの24品を一つずつ紹介しました。

by Kohei Nawa

by Kohei Nawa

by Klein Dytham architecture

by Klein Dytham architecture

オークション用ドレスをご自身で説明する妹島和世さん。こちらまだ11/5までのオンラインオークションで購入可能です!Kazuyo Seijima is showing off the dress for the auction. The online auction goes on till 11/5.

オークション用ドレスをご自身で説明する妹島和世さん。こちらまだ11/5までのオンラインオークションで購入可能です!

Kazuyo Seijima is showing off the dress for the auction. The online auction goes on till 11/5.

ミニオークションの様子
Mini auction by Toyo Ito, Kazuyo Sejima and KDa

伊東豊雄、妹島和世、KDaの出展品を会場でオークション形式で売り出しました。

Model of MIKIMOTO Ginza 2 by Toyo Ito

Model of MIKIMOTO Ginza 2 by Toyo Ito

DAIKANYAMA T-SITE drawing by Mark Dytham

DAIKANYAMA T-SITE drawing by Mark Dytham

Hand drawing by Astrid Klein

Hand drawing by Astrid Klein

Model and drawing by Kazuyo Sejima

Model and drawing by Kazuyo Sejima

Tops of Jil Sander by Toyo Ito.

Tops of Jil Sander by Toyo Ito.

Trousers of Junya Watanabe by Kazuyo Sejima

Trousers of Junya Watanabe by Kazuyo Sejima

展示の様子
furniture Exhibition

熊本みんなの家のために製作された家具 “ensemble(アンサンブル)” を会場に展示しました。
素材は、テラスでの使用も考慮し、水や腐敗に強い国産の栗材を使用。多様な組み合わせが可能な利便性と、牧歌的で柔らかな雰囲気を合わせ持つのが特徴です。 デザイン:藤森泰司アトリエ 製作協力:カリモク家具株式会社

An exhibition show-casing “ensemble” – furniture especially produced for HOME-FOR-ALL in Kumamoto. To cater for outdoor usage on the terraces, the chairs are made from Chestnut which is strongly resistant to water and rotting. The chairs can be organised into different arrangements, and present a soft and laid-back ambiance. Design: Taiji Fujimori Atelier, Sponsor: Karimoku Furniture

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獺祭の販売
Dassai sale- japanese sake

西日本豪雨の被害にあった獺祭様にも当日日本酒をご提供いただきました。被災後に瓶詰めしたお酒を振舞って、復興の姿を見せたいと力強いお言葉をいただきました。 Dassai, a Japanese sake company and affected by heavy rain in west Japan, provided their sake which was bottled after the disaster to appeal that they are in the path of re…

西日本豪雨の被害にあった獺祭様にも当日日本酒をご提供いただきました。被災後に瓶詰めしたお酒を振舞って、復興の姿を見せたいと力強いお言葉をいただきました。
Dassai, a Japanese sake company and affected by heavy rain in west Japan, provided their sake which was bottled after the disaster to appeal that they are in the path of recovery.

最後に、イベントの協賛としてご支援いただきました下記の皆様方に心より御礼申し上げます。
株式会社シェルター、大光電機株式会社、田島ルーフィング株式会社、株式会社LIXIL、株式会社川島織物セルコン、ICSカレッジオブアーツ、ウィズガーデン株式会社、NPO法人Farmer's Market Association
オークション運営支援:SBIアートオークション株式会社

Thank all of our generous sponsors who support the event!
Sponsor: Shelter Co, Ltd., Daiko Electric Co, Ltd., Tajima Roofing Inc., LIXIL Corporation, Kawashima Selkon Textiles Co., Ltd., ICS College of Arts, WithGarden Co.,Ltd., Farmer's Market Association
Auction Management Support: SBI Art Auction Co., Ltd.

オリジナル家具ensembleの完成!

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熊本の被災地に建設予定の公民館型みんなの家(設計:千葉学建築計画事務所、アトリエ・ワン)に寄付する
藤森泰司デザインのオリジナル家具”ensemble”が完成しました!

“ensemble” アンサンブルは、熊本みんなの家のためのベンチ、ローテーブル(ちゃぶ台)のシリーズ。
フランス語で「一緒に」「ともに」、あるいは「調和」を意味する言葉です。ファッションでの組み合わせや、音楽用語(合奏、合唱)でもあります。HOME-FOR-ALLの「みんな」が「ともに」使う“家具” という意味で、藤森泰司さんに名付けていただきました。

素材は、テラスでの使用も考慮し、水や腐敗に強い国産の栗材を使用しています。多様な組み合わせが可能な利便性と、牧歌的で柔らかな雰囲気を合わせ持つことを目指しました。

デザイン:藤森泰司アトリエ
製作協力:カリモク家具株式会社     

11月には熊本に納品され、公民館型みんなの家が完成次第、ベンチ計40台、ちゃぶ台計40台が随時みんなの家に寄贈されます。
みんなの家は予算も限られているため、これまでもHOME-FOR-ALLでは家具の寄贈を行なっておりましたが、みんなの家を使う人のために作られたオリジナル家具をプレゼントするのは今回が初めてです。
公民館型みんなの家の設計を担当した千葉学建築計画事務所様、アトリエ・ワン様に地元の方々の意見を吸い上げていただき、藤森泰司デザイン様が家具をデザインして、カリモク家具株式会社様に製作をしていただくことで実現いたしました。
ご協力いただきました皆様には、心より御礼申し上げます。
熊本の皆様がこの家具を使用するときに、少しでもリラックスできたり心安らぐことをお祈りしております。

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オリジナル家具のモックアップができました!

ついに熊本 公民館型みんなの家に寄贈するオリジナル家具のモックアップができました!

藤森泰司アトリエに塚本さん、千葉さん、アストリッド、各事務所スタッフの方々が集まり、
モックアップの確認のため、打合せを行いました。

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実際に座ってみると、背もたれが肘を置くのにちょうどいいと好評!

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ベンチを繋げると、足を投げ出してリラックスすることもできます。

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オリジナル家具は、カリモク家具株式会社のご協力をいただき、制作しています。
カリモク様との打合せの中で、当初椅子制作の予定だけだったのが、掘りごたつのちゃぶ台も作ろうということになり、その場で快諾していただきました。
ということで、掘りごたつ用のちゃぶ台も制作しております!藤森さんの模型はとても繊細で、まるで人形の世界に迷い込んだようでした。

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アクセントカラーに使用する色をみんな真剣に選定中。何色になるかはお楽しみに!
今後も進捗をご報告します!

熊本 公民館型みんなの家へ オリジナル家具を製作中!

熊本県被災地区内に、計10棟の公民館型みんなの家ができることになりました!
被災した公民館が「みんなの家」として、被災した方々の新たな拠点となる施設に生まれ変わります。

5棟分を千葉学建築計画事務所が、残りの5棟分をアトリエ・ワンが設計を担当します。

Home-for-Allでは、あらたな「みんなの家」に地元の方々が集える家具を支援するべく、家具デザイナーの藤森泰司さんにお願いしてオリジナル家具の制作をお手伝いしています。

今回は千葉学建築計画事務所、アトリエ・ワン、藤森泰司アトリエの皆さんに、KDaに集まっていただき、顔合わせと情報交換を行いました。

どんな家具が出来上がるのか、ワクワクしています。
また随時ご報告いたします!

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くまもとアートポリス みんなの家 の 展覧会を行いました

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「くまもとアートポリス みんなの家 の 展覧会」が、熊本市現代美術館にて、2017年11月17日-2018年1月8日の期間開催いたしました。

本展は、NPO法人HOME-FOR-ALLが推進する「みんなの家」がある仮設住宅で生活する、8歳から73歳までの入居者等計14名が撮影した「被災地の日常の写真」を展示した写真展です。 被災者が当事者目線で被災地の現状を発信できるよう一眼レフカメラを渡し、プロのフォトグラファーからの写真講座を開きました。HOUSEが建物を、HOMEがふるさとや家庭や、心のよりどころを示すように、地震で倒壊した建物以上に被災地の日常やHOMEに目を向けてもらいたくクライン ダイサム アーキテクツが企画しました。

また来場者や公募で募った「HOME -日常の写真-」をダンボールハウスに貼る参加型展示も行い、これまでに200枚以上の写真が集まっています。この展示物は、熊本大学田中智之研究室の学生が1/3サイズの益城町テクノ仮設団地みんなの家を段ボールで制作したものです。 

12月2日には、展覧会のオープンニングイベントとして、展覧会の写真を撮影した仮設住宅の入居者や熊本地震の復興支援に関わるゲストとくまモンを招き、「熊本のいま、そして」をテーマにペチャクチャイベントを開催いたしました。 

The Kumamoto Artpolis x Home-For-All Exhibition is open at Contemporary Art Museum Kumamoto. The exhibition aims to show the lives of people living in temporary housing in Kumamoto, an area widely affected by the earthquake in 2016.

Klein Dytham architecture has helped to curate this special project that showcases the nearly 1000 photos taken by 14 residents of temporary housing following the earthquakes, aged from 8 to 73 years old. They were given cameras and photography lessons to tell their daily stories. Though many of these people lost their bricks and mortar houses, this exhibition is a moment for them to show us what “home” truly means to them. They remind us that a home is much deeper and more special thing than any house, temporary or otherwise.

In the spirit of creating Homes for ‘ALL’, one house in the exhibition has been intentionally left blank as a living installation, so that visitors can add their own images. This house, Mashikimachi Techo, was designed and built by students of Tomoyuki Tanaka from Kumamoto University and is partly made of cardboard.

On 2nd December the exhibition was opened with a PechaKucha Night special held at Contemporary Art Museum Kumamoto. The varied speakers included the local photographers who participated in the exhibition, those who are committed to the reconstruction of Kumamoto and the lovable Kumamoto mascot Kumamon!

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