みんなの家、その先へ 好評販売中です!

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震災から7年目を迎えようとする中、様々な地域で災害が起こっています。
これまでNPO法人HOME-FOR-ALLでは前を向いた支援を行ってきましたが
今後の継承も重要な役割だと考え、東北・熊本でのみんなの家の活動をまとめた冊子
「みんなの家、その先へ HOME-FOR-ALL and beyond 」を発刊する運びとなりました。
発刊にあたっては、ご協力いただきました皆様、誠にありがとうございました。

ご購入や詳細は下記よりご確認ください。
http://www.livingculture.lixil/publish/home-for-all-and-beyond/

出版元のLIXIL出版様にご協力いただき、重版された場合は印税の一部がNPO法人HOME-FOR-ALLを通して被災地の支援に使われることとなっております。書店や図書館でご覧になった際は、是非一度お手にとって頂きますと幸いです。

また、みんなの家に関係する様々な場所やイベントでも出張販売をしておりますので
お会いした際はぜひご購入ください!

DESIGNART 2017 トークイベント「みんなの家、その先へ」が開催されました!

  

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10月21日にDESIGNART 2017 トークイベント「みんなの家、その先へ」がCOMMUNE 2ndにて開催されました。
今回は雨の中だったにも関わらず多くの方にご来場いただき、3時間にも及ぶゲストの熱い議論のぶつかり合いなどもありとても充実したトークイベントになりました。

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今回のトークイベントは司会に山下保博、ゲストに伊東豊雄、山本理顕、岡野道子、柳澤潤、アストリッド・クライン、マーク・ダイサムを迎え対話形式での開催となりました。

前半ではそれぞれの建築家が担当したものを紹介しながらコンセプトや竣工に至るまでの経緯とそれにまつわるエピソードなどを語っていただき、後半でみんなの家が進むべき未来について建築家同士が議論し合うという構成でした。

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今回はDESIGNART 2017のイベントの一環ということもあり、普段建築や被災地とはあまり関わりのない方も多くご来場されており白熱する議論に耳を傾けておられるようでした。
 

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参加者の一人は「雨で少し寒かったが、こんなにたくさんの建築家のみなさんの話が聞けることもあまりないので、とても良かった。」とおっしゃっていました。
また会場ではドリンクやフードのコーナが近くにあり、暖かいサングリアを飲みながら話に聴き入る方も多く見られました。

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東日本大震災をきっかけにみんなの家は生まれました。

そしてはや6年が経過しました。

東北みんなの家の役割はその月日を経て担う役割も少しずつ変化しています。

ゲストの方とイベントに参加された方が質問したりそれぞれの意見を言ったりなどとてもアットホームな雰囲気の中「みんなで考えるみんなの家」を実現したとても貴重な時間になりました。
 

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10/21 (土) 11:30- HOME-FOR-ALL by DESIGNART at COMMUNE 2nd, Omotesando

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伊東 豊雄、山本 理顕、柳澤 潤、岡野 道子、山下 保博、Astrid Klein、Mark Dythamが関わるNPO法人HOME-FOR-ALL は東北・熊本の「みんなの家」プロジェクトについてトークセッションを行います。「みんなの家、その先へ」をテーマに、このプロジェクトが未来に何をもたらすのか、建築家たちがその先について何を考えているのか、ディスカッションを繰り広げていきます。
ディスカッション後には、登壇建築家達によるサイン会を行います。建築家達がデザインしたHOME-FOR-ALLのバッジを購入いただいた方限定となりますので、ぜひこの機会にバッジをお買い求めください!
またフードトラックが11:00からオープンするので、フードやドリンクを片手に気軽に建築家たちのトークをお楽しみください!
※ 当日の来場者の数によっては、入場制限を行う場合があります。
※ サイン会は終了時間が来次第終了とさせていただきます。

日にち:2017年10月21日(土)
時 間:11: 00開場、11:30開演、13:00終了、13:30サイン会開始、14:00サイン会終了
場 所:COMMUNE 2nd (東京都港区南青山3-13)
内 容:「みんなの家、その先へ」をテーマとしたトークセッション。みんなの家や熊本の災害公営住宅の設計者をお招きして、震災後の今後の可能性について話し合います。
登壇者: 伊東豊雄、山本理顕、山下保博、柳澤 潤、岡野道子、Astrid Klein、Mark Dytham

Join us for a conversation about NPO HOME-FOR-ALL's work in Tohoku and Kumamoto with Toyo Ito, Riken Yamamoto, Yasuhiro Yanagisawa, JunYanagisawa, Michiko Okano, Astrid Klein and Mark Dytham. The panel will also discuss what the future holds for completed projects and what new developments are planned in these areas. The food trucks will be open from 11:00 ready for you to enjoy food and drinks during the talk. 
* There is the case of the restricted admission according to the number of people.

Date:Saturday 21st of October, 11.30am
Place : COMMUNE 2nd (3-13, Minami-aoyama, Minato-ku, Tokyo)
Schedule:
11:00 Open
11:30 Talk session starts
13:00 Talk session ends
13:00 Autograph session to the people who buy the Home-for-All budges designed by the architects starts
13:30 Autograph session ends
Presenters : Toyo Ito, Riken Yamamoto, Yasuhiro Yamashita, Jun Yanagisawa, Michiko Okano, Astrid Klein and Mark Dytham

9/2 (土) みんなの家について語り合うシンポジウム「みんなの家、その先へ」開催 Home-for-All Symposium - Saturday 2 September at Warehouse TERRADA

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日時:9月2日(土)14:00~17:00
会場:寺田倉庫ホール(東京都品川区東品川2-6-10)
主催:くまもとアートポリス + NPO法人HOME-FOR-ALL
テーマ:「みんなの家、その先へ」
主旨:
「みんなの家」は東日本大震災(2011)や熊本阿蘇地方での土砂災害(2012)や 熊本地震(2016)を踏まえ、家を失った人々が集い、暖を取り、飲み、食べ、語り合えるようにと仮設住宅団地内を中心に提案されたささやかな憩いの場である。「みんなの家」は次の3つのテーマを掲げ、今日までに三陸地方では16棟、熊本地方では2棟+84棟が完成し、なおつくられ続けている。

・みんなが一緒に考え一緒につくる
・人と人の心のつながりを回復する
・生きるエネルギーを育む

東北では建築家が国内外からの寄付を募ってつくられたのに対し、熊本では県知事主導によって仮設住宅50戸毎に設けられる「集会場」や「談話室」を全て木造の「みんなの家」として公共の資金や財団及び民間企業からの寄付金によってつくられた。

大災害を契機に提唱された「みんなの家」は小さなコミュニティを回復する場として、災害地以外の地域においても広がりを見せ始めている。

さらに熊本では仮設住宅の次のステップとしてアートポリス主導による災害復興公営住宅の計画も進みつつある。

そこでくまもとアートポリス建築展2017の東京シンポジウムでは、熊本県が未だ復興道半ばであることの情報発信と合わせて、「みんなの家」はどのような役割を果たしてきたのかを検証し、「みんなの家」や災害復興公営住宅が明日の地域生活のモデルとなりうるのかを考えてみたい。

進行:
全体を3つのパートに分け、パート毎に2~3名が5分程度のプレゼンテーションを行い、その後くまもとアートポリス関係者(4名)及びHOME-FOR-ALL関係者(4名)を含めてコメント、ディスカッションを繰り返す。

東北での「みんなの家」をめぐって
発表者:
平田晃久(陸前高田みんなの家)
大西麻貴(東松島こどものみんなの家)
近藤哲雄(七ヶ浜みんなの家)

熊本での「みんなの家」をめぐって
発表者:
日本建築家協会熊本地域会
代表 原田展幸(西原村小森第2のみんなの家)
熊本県建築士事務所協会
代表 山室昌敬(西原村小森第3のみんなの家)
熊本県建築士会
代表 甲斐健一(西原村小森第4のみんなの家)

熊本での災害復興公営住宅をめぐって
発表者:
工藤和美(甲佐町白幡地区・乙女地区)
内田文雄(宇土市境目団地)
岡野道子(甲佐町住まいの復興拠点施設)

コメンテーター:伊東豊雄(総合司会)
アートポリスアドバイザー:桂英昭、末廣香織、曽我部昌史
HOME-FOR-ALL:山本理顕、妹島和世、アストリッド・クライン

建築倉庫にて「みんなの家展」開催中です!!Home-for-All Exhibition is now open at Archi-Depot Museum !

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現在、建築倉庫では「みんなの家展」を開催しています。
今までに建てられたみんなの家の模型と完成に至るまでのエピソードを見ることができます。

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東豊雄、妹島和世、山本理顕ほか多数の模型作品を展示しており、最近完成した七ヶ浜みんなの家きずなハウスの模型も展示しております。


また実際にみんなの家を使っている方々の写真やインタビューをまとめたショートムービーも放映中です。

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みんなの家の模型を一堂に介して見るまたとない機会です。
作家たちの思いとそれを使う住民の方々の思いが詰まった展示会にぜひ足をお運びください。

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【基本情報】

開催期間:8月8日から9月30日まで
開館時間:火~日 11:00-20:00(最終入館19:00)、 毎週月曜日休館(ただし月曜日が祝日の場合は翌日休館)
入 館 料  :一般 ¥2,000 大学生/専門学校生 ¥1,000 高校生以下 無料

※詳細は建築倉庫のHPをご覧ください

加えて2017年9月2日(土)14時より くまもとアートポリス建築展2017東京シンポジウム「みんなの家、その先へ」開催予定!

建築倉庫ミュージアムで開催中の「みんなの家」展とも連動して「みんなの家」がどのような役割を果たしてきたのかをみんなの家に関わる多くの建築家と検証するとともに、いかにして「みんなの家」や災害公営住宅がこれからの暮らしのモデルとなりうるのかを皆さんと話し合います。

開催期間: 2017年9月2日(土)14:00ー17:00
開催会場: 東京都品川区東品川2-6-10 寺田倉庫本社ビル G3-6F
入場料 : 無料
申込方法:当日先着順 定員300名
※詳細は建築倉庫のHPをご覧ください
https://archi-depot.com/event

「七ヶ浜みんなの家 きずなハウス」がオープンしました!Shichigahama Home-for-All is now open !

2017年7月21日

七ヶ浜みんなの家オープニングセレモニーが開かれました。

「七ヶ浜みんなの家きずなハウス」は震災当時から被災者支援を行なっているNPO法人レスキューストックヤードさんをはじめとする多くの企業、ボランティア、そして町の皆様のご協力により完成いたしました。

レスキューストックヤードの代表理事の栗田暢之さんによると、七ヶ浜みんなの家きずなハウスの運営スタッフは6人中5人が地元の方ということで、将来的に地元の人が運営をしていく施設となるそうです。

中には震災当時、小学生だった方が今、高校生となってきずなハウスでアルバイトをしてくれているという嬉しい話も聞くことができました。

七ヶ浜みんなの家は七ヶ浜中央公民館(生涯学習センター)の敷地内にあり、震災直後は仮設商店街があった場所です。今日は当時仮設商店街でお店を出されていた方もお手伝いとして参加しているとのことで、多くの方がオープンを待ち望んでいたそうです。

きずなハウスも仮設商店街で駄菓子やたい焼き風のボーちゃん焼きというおやつを販売しながら地域の方々の交流の場として運営されてきました。

オープンということもあり駄菓子を求める子どもたちで大盛況でした。

七ヶ浜町長さんから

「今日から夏休みですので子どもが沢山使ってくれることでしょう。たくさんの努力と叡智をもとにみんなの家きずなハウスが完成したことだと思います。町民を代表して厚く感謝申し上げます。」とお言葉をいただきました。

七ヶ浜にある小学校はこの日から夏休みということもあり多くの子供たちがやってきて宝探しゲームやパン食い競争ならぬボー食い競争などを行いました。ビンゴゲーム大会では数字が発表されるたびに歓声が上がり大変な盛り上がりでした。

かき氷やみんなの家のすぐ脇にあるピザ窯で焼いたピザが振る舞われお昼には地元のお母さんたちが作ったのりカレーも振る舞われました。

暑い日差しももろともせず子たちはずっと走り回っていました。

地元の方の期待も大きいようです。

いつも生涯学習センターを使うという方にお話を聞くと

「七ヶ浜町にはこのような子どもたちが集まって遊べるようなところはあまりなかったから嬉しいし、子ども大人関係なく公民館や生涯学習センターを利用した後にお茶を飲みに寄ったり友達とおしゃべりできる場所ができてこれからが楽しみです。」とのことです。

この日は炎天下の中多くの方がみんなの家のオープニングセレモニーに参加しました。

住民さんの日常的な拠り所となることはもちろんのこと、毎月いろいろなイベントがある七ヶ浜町にとっても多くの期待が集まる七ヶ浜みんなの家きずなハウスはたくさんの人に見守られながら幸先の良いスタートを切りました。

七ヶ浜みんなの家が完成に向かっています!Shichigahama Home-for-All is nearly completed !

七ヶ浜みんなの家はNPО法人レスキューストックヤードさんにより運営されます。

NPO法人レスキューストックヤードさんは震災後、地域の方たちから上がった「子供たちの遊べる場所がない」、「子供たちが危険な場所で遊ぶようになった」という声に応えるべく子供たちの遊び場である「きずなハウス」をつくりました。

当初は仮設のプレハブ小屋、現在は七ヶ浜中央公民館の一室を間借りして運営されている「きずなハウス」ですが、より多くの方に訪れてもらえるように生涯学習センターの敷地内に「七ヶ浜みんなの家きずなハウス」を建築する事になりました。

 

2月1日に地鎮祭が執り行われました。

七ヶ浜町長、副町長、教育長をはじめ、町議会議長、社会福祉協議会会長、役場職員、施工主のシェルターさん、そして運営するレスキューストックヤードさんなどご参列頂きました。

 

 

町長からは「子どもたちが気軽に訪れて、活き活きと過ごせる場所にしてほしい」と激励の言葉を頂きました。

 

 

七ヶ浜みんなの家プロジェクトが河北新報(2017年2月3日付)に掲載されました。

 

こちらは5月19日に柱建てをおこなった時の様子です。

施設を運営するレスキューストックヤードさんと住民の方と柱の一本目を建てました。

上棟を終え、地域の方々からは「いよいよ全体が見えてきて、待ち遠しい」、

「完成が楽しみ」と嬉しいお言葉を頂いています。

 

震災からの復興を支援するだけでなく、将来にわたって活き活きとした子供たちの活動の拠点となる事を願って、「七ヶ浜みんなの家」は建てられます。

七ヶ浜みんなの家きずなハウスは竣工に向けて着々と進んでいます。

完成後はワークショップなど様々なプログラムを通じて、地域のみなさんと一体となってみんなの家をつくりあげていきます。

 

 

平田みんなの家でのお別れ会 Farewell party at Heita Home-for-All

東日本大震災から6年、平田みんなの家が建てられ5年もの月日が過ぎました。かつて平田第6仮設団地で暮らした方々も復興住宅へと移られ、自治会長を務めてくださった方も、ついに今夏離れますとのお話を聞き、平田に赴きました。

すでに復興住宅へと移られた元自治会メンバーのお母さんたち、当初からご協力頂いている釜石市役所の方々、とても懐かしい顔ぶれが再びみんなの家に集まり、現在の復興状況や、みんなの家を含む平田仮設団地の今後の使われ方について話し合いました。

話し合いの後は、みんなの家の囲炉裏を使い、久しぶりにみんなで夕飯を食べました。地元のお肉屋さんの美味しいお肉と、釜石で獲れたお刺身、岩手県産のお酒をたくさんいただき、建設時のお話や、長年の思い出話をしながら夜まで飲み会を行いました。

平田みんなの家は建てられた2012年5月から現在まで、2万2千人が集まる場所として活用し、建築としての役割を全うしました。こんなにも多くの方が集まり使われたのも、自治会長を初めとした自治会方々の尽力があったからこそです。
「みんなの家には本当にたくさんの思い出があって、みんなの家がなかったら、震災を乗り越えられなかった。みんなと集まれる素晴らしい場所だった。」
とてもありがたいお言葉を頂き、また必ず集まりましょうと約束し、平田を発ちました。

平田みんなの家は、今後も集まる場所、集まるシンボルとして存続します。

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新浜みんなの家の開館式典が行われました!The opening ceremony of Home-for-All in Shinhama.

 

4月17日(月)15時開式
新浜みんなの家にて開館式典を行いました。
福田町の仮設から新浜に戻ってきた住民さんも大勢参加して大変賑わいました。
もともとみんなの家第1号だった仙台市宮城野区みんなの家がプレハブ仮設住宅の解体に合わせてここ新浜に移築され、その開館式典は青空こそ見えなかったもののみんなの家と故郷を愛する人たちの温かさであふれていました。
震災メモリアルとしての役割も担っていたこの家は建築資材などを可能な限り再利用し、ほぼ移築前の姿通りに再現したため住民さんも馴染み深いようでした。

 

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仮設住宅に住んでいた住民さんとの久しぶりの再会を果たし思い出話しにふける様子や涙を浮かべる住民さんもいらっしゃいました。
 

生活感やみんなの家が愛されている証がちらほら…

生活感やみんなの家が愛されている証がちらほら…

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移築後もみんなの家には楽しい時間がゆったり流れています。
みんなの家はみんなで一緒にご飯を食べたり話したりする所がないという声から生まれました。そしてうれしいことにこの日、住民さんの一人は「みんなでこの座布団でご飯食べてましたよ。」と教えてくれました。
みんなの家はそこに暮らす人とともに成長していきます。
熊本からの応援でくまモンも新しい仲間になりました!(テレビの上に座ってます)

福田町の仮設からみんなの家を利用していたという住民さんは「津波がなかったらと考える事もあるけどどうしようもなかった。当時は辛かったけど今はまたここでみんなに会える。」とおっしゃっていました。みなさん素敵な笑顔で私たちも元気をもらいました。今後もみんなの家がますます元気になりそうです!

福田町の仮設からみんなの家を利用していたという住民さんは「津波がなかったらと考える事もあるけどどうしようもなかった。当時は辛かったけど今はまたここでみんなに会える。」とおっしゃっていました。

みなさん素敵な笑顔で私たちも元気をもらいました。今後もみんなの家がますます元気になりそうです!

益城町テクノ団地 みんなの家で桜祭りを行いました Sakura Festval at Mashikimachi Techno Home-for-All was held with Carl Zeiss in Kumamoto

くまモンと一緒に熊本城ポーズ!!A Kumamoto Castle pose with Kumamoto mascot Kumamon!

くまモンと一緒に熊本城ポーズ!!
A Kumamoto Castle pose with Kumamoto mascot Kumamon!

4月1日(土)に熊本県益城町テクノ団地 本格型みんなの家にて、桜祭りを行いました。
カールツァイス社の寄付で県内9市町村35仮設団地に植樹された計70本の桜のうち、植樹式を行ったみんなの家に戻って仮設住宅の住民の方々と桜の開花をお祝いをしました。

On Saturday 1st April we held a Sakura Festival at the Mashikimachi Techno HOME-FOR-ALL in Kumamoto Prefecture.
In 2016, in order to bring some colour and a sense of hope to the residents, Carl Zeiss Company donated seventy cherry blossom trees to the temporary housing complex. The festival was a celebration of this donation for all of the residents and for representatives from Carl Zeiss Company.

出席者の皆様:(右から)カールツァイス株式会社 代表取締役社長 シュテファン・サクレ様 / カールツァイス株式会社 最高財務責任者 ベンジャミン・デュブイッシュ様 / クライン ダイサム アーキテクツ アストリッド・クライン様 / クライン ダイサム アーキテクツ マーク・ダイサム様 / 岡野建築設計事務所 岡野道子様 / GA 山﨑誠子様 / 熊本県土木部建築住宅局 建築課 課長 上妻様Attendees (L-R): Kozuma Manager (Kumamoto Prefec…

出席者の皆様:(右から)カールツァイス株式会社 代表取締役社長 シュテファン・サクレ様 / カールツァイス株式会社 最高財務責任者 ベンジャミン・デュブイッシュ様 / クライン ダイサム アーキテクツ アストリッド・クライン様 / クライン ダイサム アーキテクツ マーク・ダイサム様 / 岡野建築設計事務所 岡野道子様 / GA 山﨑誠子様 / 熊本県土木部建築住宅局 建築課 課長 上妻様
Attendees (L-R): Kozuma Manager (Kumamoto Prefecture Civil Engineering Department Building Housing Department Architectural Section); Masako Yamazaki (GA) Michiko Okano (Okano Building Design); Mark Dytham (Klein Dytham architecture); Astrid Klein (Klein Dytham architecture); Benjamin Dupuich (Carl Zeiss Co.); Stefan Sacre (Carl Zeiss Co.)

セレモニーでは、熊本県のPRキャラクター「くまモン」が駆けつけてくれ、子どもたちと一緒にくまモンダンスを踊りました。
Another special guest was Kumamon, the famous Kumamoto Prefecture mascot! He encouraged everybody at the party to dance...

出席者の方がたもノリノリで踊っていただきました。

出席者の方がたもノリノリで踊っていただきました。

くまモンと戯れるマークさんMark Dytham having a hug with Kumamon

くまモンと戯れるマークさん
Mark Dytham having a hug with Kumamon

一本一本の木にプレートが取り付けられます

一本一本の木にプレートが取り付けられます

セレモニーの後は、150個の桜餅と飲み物の振る舞いが行われました。桜の開花はまだ咲き始めたところで、桜は数輪しかありませんでしたが、住民の方達と桜の木の下にシートを敷いて楽しみました。
花見の最中にはPHOTOHOKU(フォトウホク)というNPO団体が住民の方々にポラロイドで写真を撮影してその場でプレゼントしました。
Although the cherry blossom trees were not quite in full bloom, there was still some blossom and the residents enjoyed a traditional hanami picnic.

PHOTOHOKU共同代表でプロカメラマンのBrian Scott Peterson。昔ながらの大判カメラにお年寄りの方は懐かしんでいただき、子どもたちはマジックカメラと興味津々!Professional photographer Brian Scott Peterson, co-founder of PHOTOHOKU, taking the picture of two residents. The elderly residents were more interested in his…

PHOTOHOKU共同代表でプロカメラマンのBrian Scott Peterson。昔ながらの大判カメラにお年寄りの方は懐かしんでいただき、子どもたちはマジックカメラと興味津々!
Professional photographer Brian Scott Peterson, co-founder of PHOTOHOKU, taking the picture of two residents. The elderly residents were more interested in his old-fashioned, large-format cameras, whilst the younger residents wanted to see the magic camera! 

PHOTOHOKUは、日頃から写真に関わる仕事や活動をしている者が集まり、東日本大震災で被災された方々に「写真」を通じてできる支援はないかと考える中で生まれたプロジェクトです。「写真のある生活」を、新しい住まいや仮設住宅で再び始めてもらいたいという思いで、2011年9月11日に設立以降、被災地を中心にこれまでに10,000枚以上の家族写真をプレゼントしました。今回のイベントでは、花見を楽しんでいる皆さんをインスタントフィルムで撮影し、よき思い出となるようその場で写真をプレゼントしました。http://photohoku.org
Photohoku is a volunteer "photo-giving" project in which we go as photographers to people in need like those living in temporary housing who've been affected by disaster and who've lost all their photos and we make them new one. We use instant film which allows us to give the recipients immediately. It's unexpectedly became a project that took us to Tohoku and around Japan, and actually around the world where we've created 10,000 new family photos for people.
For more information, please visit their site. http://photohoku.org

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花見の後は、みんなの家の中でPechaKucha(ペチャクチャ)イベントを開催。PechaKuchaとは、20枚のスライドが1枚20秒ずつ自動再生され、計6分40秒間の時間制限の中で誰もが好きなことを披露できるプレゼンテーションです。建築家のアストリッド・クラインとマーク・ダイサムによって2003年に東京で発案され、今では世界980以上の都市で行われている世界的プレゼンテーションイベントです。
After the cherry blossom picnic a special PechaKucha Night event was held at the Kumamoto Artpolis HOME-FOR-ALL. PechaKucha is a presentation format with only 20 slides and the presenter speaks for 20 seconds on each of them. The slides move on automatically so every presenter has exactly 6 minutes and 40 seconds to talk.

PechaKuchaが考えるクリエイティビティとは、建築家やアーティストなど特定の肩書きを持つ限られた人のためにあるものではなく、全ての人の身近な日常生活に存在しているものだと考えています。誰もが小さな知恵や工夫で日常を豊かに楽しく暮らしていたり、自分では当たり前な習慣が他の人からすると大きな発見であったりと、日常生活の全てがクリエイティブに満ちています。今回のPechaKuchaでも、著名な建築家から、仮設住宅にすむ一般の方まで幅広いバックグランドの方にプレゼンターとして参加し、ワクワクする話を聞かせてもらいました。
The PechaKucha Night format was devised by Astrid Klein and Mark Dytham in 2003 and is shared and supported by Klein Dytham architecture. There are now PechaKucha Nights in over 980 cities worldwide.

クライン ダイサム アーキテクツ(KDa)の代表取締役社長でもあり、NPO法人HOME-FOR-ALLの役員でもあるアストリッド・クライン氏KDaの最新プロジェクトのお話しを聞かせていただきました。

クライン ダイサム アーキテクツ(KDa)の代表取締役社長でもあり、NPO法人HOME-FOR-ALLの役員でもあるアストリッド・クライン氏
KDaの最新プロジェクトのお話しを聞かせていただきました。

非営利団体PHOTOHOKU共同代表の吉川 優子氏東北だけでなく、竜巻被害のあったアメリカ オクラホマ州や台風、地震被害のあったフィリピンなどでも活動した時の被災地の話をしていただきました。熊本もPHOTOMOTOというプロジェクト名を作り、今後も熊本に訪問して写真をプレゼントし続けます!と宣言してくれました。

非営利団体PHOTOHOKU共同代表の吉川 優子氏
東北だけでなく、竜巻被害のあったアメリカ オクラホマ州や台風、地震被害のあったフィリピンなどでも活動した時の被災地の話をしていただきました。熊本もPHOTOMOTOというプロジェクト名を作り、今後も熊本に訪問して写真をプレゼントし続けます!と宣言してくれました。

ペチャクチャナイト熊本のオーガナイザーで、株式会社ワイズ・リーディング 代表の中山 善晴氏ペチャクチャナイト熊本ができた経緯やユニークなプレゼンターの方々についてお話しいただきました。

ペチャクチャナイト熊本のオーガナイザーで、株式会社ワイズ・リーディング 代表の中山 善晴氏
ペチャクチャナイト熊本ができた経緯やユニークなプレゼンターの方々についてお話しいただきました。

ペチャクチャナイト熊本で出会い、ご結婚されたお二人です!おめでとうございます!!

ペチャクチャナイト熊本で出会い、ご結婚されたお二人です!おめでとうございます!!

仮設住宅に住んでいらっしゃる柳井 理美子氏100円ショップの商品をうまく活用して、快適に仮設住宅を過ごす方法を教えていただきました。少しの工夫で収納が増えたり、結露を防いだりして、仮設住宅でも前向きに住んでいらっしゃる柳井さんに大きな拍手が上がりました。

仮設住宅に住んでいらっしゃる柳井 理美子氏
100円ショップの商品をうまく活用して、快適に仮設住宅を過ごす方法を教えていただきました。少しの工夫で収納が増えたり、結露を防いだりして、仮設住宅でも前向きに住んでいらっしゃる柳井さんに大きな拍手が上がりました。

株式会社KKTイノベート 中田 浩毅氏日本南極地域観測隊に参加し、ドローンの空撮を行なっている中田さん。南極の食事や水のない生活など、なかなか聞けない貴重な話を聞くことができました。南極のオーロラの写真は綺麗すぎて歓声が上がりました。

株式会社KKTイノベート 中田 浩毅氏
日本南極地域観測隊に参加し、ドローンの空撮を行なっている中田さん。南極の食事や水のない生活など、なかなか聞けない貴重な話を聞くことができました。南極のオーロラの写真は綺麗すぎて歓声が上がりました。

テクノ団地笑点街 木山接骨院 院長 増永 清人氏ご自身もテクノ団地の1DKに中型犬と暮らしていて、いぬねこの会会長さんです。仮設住宅では犬猫が好きではない方とも一緒に暮らしていくことになるため、お互いが気持ちよく暮らせるようペットのマナー講座を開講したり、ペットの飼い主を繋ぐワークショップを開くなど、ペットを理解してもらおうと努力をされている姿にペットへの愛を感じました。

テクノ団地笑点街 木山接骨院 院長 増永 清人氏
ご自身もテクノ団地の1DKに中型犬と暮らしていて、いぬねこの会会長さんです。仮設住宅では犬猫が好きではない方とも一緒に暮らしていくことになるため、お互いが気持ちよく暮らせるようペットのマナー講座を開講したり、ペットの飼い主を繋ぐワークショップを開くなど、ペットを理解してもらおうと努力をされている姿にペットへの愛を感じました。

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仮設住宅の中の生活はなかなか外からは見えにくいもの。今回実際に仮設住宅に住む方々に話していただくことによって、住民の方々がどんなことを普段感じて過ごしているかが分かってとても貴重でした。
また熊本に戻って皆さんにお会いする日を楽しみにしています!
One of the main forces behind PechaKucha is the idea that creativity is not just for architects, designers and artists – it is for everyone. Everyone is full of creativity in their everyday lives and this creativity should be celebrated and shared throughout communities, with everybody having a voice.

At this event the presenters came from diverse backgrounds, from renowned architects to residents of the temporary housing who wanted to speak about how they have personalised their home.

最後に、桜の寄付をいただいたカールツァイス株式会社、イベントのサポートしていただいた皆様に心より感謝いたします。ありがとうございました!
From all of the HOME-FOR-ALL team, a huge thank you to Carl Zeiss Company for their generous donation and another huge thank you to the residents of Mashikimachi Techno HOME-FOR-ALL in Kumamoto Prefecture for being so welcoming and giving us such a great day!

協力:熊本県 / 伊東豊雄建築設計事務所 / クライン ダイサム アーキテクツ / 岡野道子建築設計事務所 / KASEI実行委員会 / ペチャクチャナイト熊本 / ペチャクチャHQ / PHOTOHOKU